最近、せとうちテレビで、ドラマ『傷だらけのラブソング』の再放送をやっているのに気づきました。
2001年フジテレビで放映されたものです。
中島美嘉さんのドラマ初出演と歌手デビューを兼ねた記念的作品です。
中島美嘉さんも歌手生活を20年以上やっていることになりますね。
高橋克典さん扮するラーメン屋店主をやっている吉村浩輔は、かつて売れっ子の音楽プロデュ―サーでした。しかし、5年前曲を盗作してしまい、音楽業界から追放されていました。
しかし、もう音楽の道をあきらめて失意のなかで生活をしていた吉村浩輔ですが、夢も無くすさんだ生活をしている不良少女の島崎未来(中島美嘉)の歌声を聴き、惹きこまれるのです。
そして、浩輔は、未来を歌手としてデビューさせたいと思うようになりました。
歌手としてデビューさせるには、追放された音楽業界に浩輔がまた復帰することにつながります。
レコード会社に様々な妨害に遇いながらも、未来を歌手としてデビューさせ、浩輔もまた音楽の業界に復活します。
主題歌の『STARS』です。
いい歌ですね。作詞が秋元康さんで、作曲が川口大輔さんです。
詞がドラマのテーマとストーリーを凝縮していて、すばらしい。
星の光が、真っ暗な世界の希望であり、愛という奇跡なのですね。
ドラマでは、主人公の浩輔が主題歌である『STARS』がなかなか出来ないという設定になっています。
歌を盗作したという歌を裏切ったという贖罪意識から、歌ができないという理由づけになっていましたが、
5年もブランクがあったら、なかなか名曲は生まれないのでしょう。
玉置浩二さんが、なにかのテレビ番組で、
歌を作り続けないと歌もつくれないみたいなことを言っていましたが、
本当にそう思います。
歌ができない自分をオーバーラップしながら、つい観てしまいます。
テレビの主人公のように、自分はそんなに努力もしていないでしょう。
たえず詞やメロディイを考えていなければ、良い曲も生まれないのは当然です。
まだ、がんばってひとつひとつの作業を丁寧にやるしかありません。
このドラマを観ていてひとつ思うことですが、
明日輝く自分を信じて、突き進むことの大切さです。
自分の人生もまだ終わっていません。
星は、だれにでも平等に、自分をも照らすように、遠くで光っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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